洋服を整理する方法

新しい服を買う前に洋服を整理する理由は前回のブログで解説しました。

今回は、洋服を整理する実践方法について解説します。
おおまかな順序は次の4つです。

  1. クローゼットの洋服を全て出す
  2. 洋服を仕分けする。
    【必要なもの】【着ている服】【もう着ない服】【保留の服】
  3. 仕分けした服を分析する
  4. 洋服をクローゼットに戻す

洋服の整理する方法(片付け方)はいろいろな方法があり必ずしもこの方法が絶対という訳ではありませんが、なにごとも一度実践しないとどうにもなりません。
各ステップについて詳しく解説しますので、ひとつずつ実践していきましょう。

step1 クローゼットの洋服を全て出す

自分が所有している服の量を把握していますか?

はじめに自分が所有している服を全て一か所に集め、全ての洋服を一気に整理します。
ハンガーにかけている服も、衣装ケースやキャビネットなど引き出しに収納している服もすべて出します。洋服を全て一気に整理する理由は、デザインが似たような服や用途が同じ服がないか、劣化した服はないか、着ている服着ていない服を分けるなど、洋服を仕分けしやすくするためです。また、自分が所有している洋服の量を把握し、自分にとっての適正な量を改めて考えるためです。

それではすべて洋服を部屋の中央に全て出していきましょう。

step2 洋服を仕分けする

さて、全ての洋服を見ていかがでしたか?
こんなに洋服を持っているなんて!びっくりされた方が多いのではないでしょうか。

このステップでは洋服を着る服、着ない服、保留の服の3つのカテゴリーに仕分けをしていきます。
具体的には以下を参考に3つに分けていきます。

  • 着る服
    今着ている服、必要な服(仕事で着る服や喪服など)、時々しか着ないけど着る予定のある服。
  • 着ない服(処分する服)
    劣化した服、1年以上着ていない服、もう着ない・着たいと思えない服、気分の上がらない服など
  • 保留の服
    着る予定はないが処分すると決められない服。例えば、あまり着ていないから状態が良い服や高かったという理由で処分できない服、思い出のある服など

ポイント
着る予定のない服を無理に捨てる必要はありません。捨てて後悔のないよう、気持ちに整理がつき捨てようと思った時に処分すればよいです。それまで保留のカテゴリーにいれておきましょう。

step3 仕分けした服を分析する

step2で仕分けした服ひとつひとつについて、そのカテゴリーに仕分けした理由について考えてみましょう。

  • 着る服に仕分けした服を着る理由は?
    例えば、良く着る服があったら良く着る理由を考えてみる。
    たまにしか着ないけどとても似合う服があるならなぜ似合うのか考える
  • 着ない服に仕分けした理由は?
    似合わないと思う服ならどこが似合わなかったのか?
    似合うけど着なかった理由は?例えば着心地が悪い、好みじゃない、着ていく機会がないなど。
    よく着たので劣化した服はなぜよく着たのか?
  • 保留にした服は、なぜ保留にしたのか?なぜ買ったのか?

ひとつひとつ考えるのは大変ですが、たくさんの発見があり失敗を繰り返さないための大切な情報となります。
忘れないようにスマホやノートにメモします。全体を見渡せるため傾向を把握しやすいノートがおすすめです。

step4 洋服をクローゼットに戻す

step2で【着る服】に仕分けした洋服をクローゼットや衣装ケースに戻します。

ハンガーを統一すると良いと見聞きされたことがあると思います。ハンガーを統一するとクローゼットの見た目がすっきりします。細いタイプのハンガーであればさらに省スペースになります。ハンガーの定数を決めて洋服を増やさないようにしておくとすっきりしたクローゼットをキープすることができます。

マワハンガー
よくおすすめされているマワハンガー、サイズがあるので購入時は気を付けてください。滑らないし省スペースです。コートやジャケットはこのタイプではなく肩のしっかりあるハンガーがおすすめ。

パンツ用
こちらは使いやすいです。購入時はハンガーのフックの向き(2タイプある)に注意してください。

スカート用

お手頃なニトリもおすすめ。
私はマワハンガーを使ってみたかったのでマワハンガーを買いましたが、正直に言うとどちらでも良いかなと思っています。

大切なジャケットやコートに。例えばこんなハンガーもあります。
ナカタハンガー

step5 洋服を処分する

着ない服に仕分けした洋服のうち、劣化した服は処分しましょう。

状態が良いもしくはまだ着れる洋服は友人に譲るかフリマアプリやリサイクルショップなどで売りましょう。リサイクルショップは実店舗に持ち込む以外に、オンライン査定をしてくれる店、洋服の数が多ければ配達で服を送り査定してくれるショップもありますので有効活用してください。

洋服のリサイクルについて
環境保護や資源循環の観点から重要であり、単なる廃棄ではなく価値ある資源として衣服を活用する取り組みとされています。ユニクロ、GU、ZARA、無印良品、H&M、洋服の青山、オンワードなど自社の服を回収しているブランドがあります。捨ててしまうのは簡単ですが、リサイクルに出すのも処分方法の一つとして検討してみてください。
自社製品のみ回収、他ブランドも可能など、ブランドによって回収できる衣類が異なります。事前にインターネットでご確認ください。

番外編 保留の服について

保留の服は箱に入れて置き、定期的に見直します。

保留の服はひとつの箱に入る量に収めて、入らないものは処分することをおすすめします。
最初のうちは、2~3箱かあっても良いですが減らしていきましょう。

定期的にというのは、3か月から半年に1回、着る服・着ない服・保留の服に仕分けをしましょう。

まとめ

洋服を整理する方法について解説しました。
新しい服を買う前に必ずしたいのが洋服の整理。

洋服を整理することによって
自分に必要な服、不要な服、買い物の癖がわかり、クローゼットに新しい洋服のスペースを作ることができます。

遠回りに感じるかもしれませんが、急がば回れ。洋服を整理する方が失敗しない買い物につながります。

すっきりしたクローゼットと、すっきりした思考で新しい洋服を手に入れる。そのために洋服の整理に取り組んでください。